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『オーストラリアで不動産投資』ローン以外に不動産維持費もかかる。どれくらい?

 


不動産投資をやるぞーと思ったあなた。家賃が丸々入ったらうれしー、でも、そうとは限らないですよ。

それじゃあ、経費はどれくらいかかるの?


経費は結構かかります。


一軒家とアパートメントではちょっと経費が違うところがあります。

一軒家

  • 管理会社の費用
  • 保険
  • 水道代
  • 税金
  • その地区の税金

『管理会社の費用』
自分で借家を管理するのはとても面倒くさい。管理会社に任せた方が便利。
管理会社はどんなことをしてくれるのか?

家を借りる人を探してくれる。ー職業、収入、今までの賃貸のトラブルがなかったかなど調べて一番良い借り手を見つけてくれる。(これは別途で手数料を支払います。)

借家に何か問題発生。修理が必要など起きたら、修理会社を手配してくれる。支払いはその月の家賃から賄えたら、そこから引き落としをしてくれる。

借り手が出ていくときには家の状況をチェックして、修理が必要であれば借り手に請求してくれる。

年に何回か、家の状況をチェックしてくれる。

とにかく借家に問題が起こったら管理会社が対応をしてくれるので、自分で修理してくれる人を探したりする面倒なことをしなくて良い。

タックスリターンに必要な書類を準備してくれる。ー一年間でかかった諸々の経費の書類を用意してくれる。

この管理会社への費用はそんなに高くは無いです。いろいろ自分で管理をしないといけない手間が省けるので、管理会社を利用しない手はないです。

『保険』
借家の保険。
火災、地震、水害、借主による家の破壊、家賃を払わずに逃げた家賃の負担。。など、保険会社、ランクによって種類が違いますが、だいたこんな感じ。年間で約$800か、それ以下。

『水道代』
水道使用料は借主が支払いますが、水道システムの費用を大家が支払うんですね、これが何かなー変やなーと思うんだけど、システムの費用だからしょうがないのか、年間で約$450ぐらいは行くと思います。(その地区によって費用は違います。)

『税金 Land tax』
自分の家だけ所有していたらLand taxは請求されませんが、家プラス不動産投資の価値に対してはLand taxは請求されます。年々その土地の価格を評価して税金額を決めるので、価格がどんどん上がっているメルボルンでは年々上がっていくと思います。$1000ぐらいはかかると思います。もしも土地が広い、人気の場所だったらもっと高くなると思います。

地区の税金』
その地区で費用は違います。その地区の運営に使用されます。ゴミの収集とか公園の管理などなど。これも物価とともに上がっていきます。年間で$1500ぐらいはいくかな。


『一軒家意外』
アパートメント、ユニット、フラットは上の一軒家の諸費用以外でBody corporate を払う必要があります。これは共有部分の管理費と保険です。
ゴミ出し、共有場所の芝生や木の管理、共同の駐車場や廊下など壊れた場合の修理費やエレベーターなどの管理費、保険など。

もし共有部分にジムとかプールとかあったら費用が高くなりますよね。

land taxは何十戸もあるアパートメントだったら払う必要は無いようです。



不動産投資を考えているあなた、ローン以外にもこれらの費用がかかる事を考えて購入費用を決めたほうがいいですよ。

同じ月にローン以外に水道と保険の請求が来た、クーラーが壊れたなど予期せぬ支払いが上乗せされて。。。今月はピンチってなる可能性もあります。







今年は特にインタレストの相場がどんどん上がっているので、ローンの支払い金額がその度に増加、年間で$1、000も増加してしまって、返済に困っている人が増加しているようです。

余裕に余裕を持った金額を想定した方がいいですね。
コロナの頃は利率は1%台だったのに今は4.1%
予想では、今年はあと2回ほど上がる可能性があると言っていますから。。。

維持費は結構かかりますね。
年間で例えば家賃で$16、000としたらとっても嬉しい。しかし諸費用が$3500ぐらいから$5000ぐらい必要。もしも大修理が必要だったらもっとかかる可能性あり。1/3ぐらい持って行かれそう。。。儲けが少ないじゃないか。。。て思うかも。。。

不安になりますよね。😔

しかし、大修理が必要な場合は大体保険で賄えると思います。火事だったら保険がある。

ただ貯金をしているだけだと、元金は減っていきます。
不動産は家を売らない限り、家賃収入が入ってきます。家を売った時は結構なお金が入ってくるし。

単純に考えて$500,000で購入。10年後に$1、000,000で売ったら、キャピタルゲイン(資産価値の上昇した分)対して税金はかかりますが、家を購入した金額には税金かからないから、支払った分は回収でき、儲けがあるって言うことよね。😁

オーストラリアは人口が増えてきているので、慢性的な家不足。家の価値は右上がり。
株の投資に比べたらリスクは低い。

こんなに利点がある。






*これらの支払いはローンが終わって、リタイア生活になってももちろんあります。
リタイア後の不動産収入は、これらの諸費用を抜いて考える必要がありますね!*





計画的に準備して、実行。
楽しいリタイアを目指して頑張ろう!


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コメント

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